地球環境テクノロジーは、廃棄物処理施設技術管理士が都市生活における資源再生および地球環境保全を図る技術研究に取り組んでいます。

脱焼却・循環洗浄式ごみ資源化プロジェクト(以下、本プロジェクトという)は、現状の閉塞したごみ処理事業により、ごみ再資源化が長きにわたり20％以下(実態は、殆ど海外に輸出)で低迷し、地球温暖化、プラスチックごみの海洋流出問題等が深刻化して、 もうこれ以上まった無しの状況を打開する為に地球環境テクノロジーで開発・立案したもので、「脱焼却がプロジェクト成功の要」です。

今こそ、未来の子供たちのために、希望の持てる“本来あるべき姿”を示す時ではないでしょうか！

奇跡の星、地球は究極な循環機能の生命母体です。
私たちは、テクノロジーでごみゼロ社会実現をサポートします！

1. 適用範囲
   適用範囲は、自治体（市町村等）の行政管轄の一般廃棄物の処理区分とし、一般廃棄物の「ごみ」を適用範囲とします。
   図―８に本プロジェクトの適用範囲を示します。
   

   
   図－８　本プロジェクトの適用範囲

2. 処理対象と分別区分
   
   1. 処理対象
      処理対象は、一般家庭及び小規模事業者から排出されている“可燃ごみ”とします。
      図－９に現行の分別排出区分（例）を示し、その中の“可燃ごみ”を処理対象とします。
      

      
      図－９　ごみの処理対象（参考例）

   2. 分別区分
      分別区分は、一般家庭及び小規模事業者から排出されている“可燃ごみ”とし、将来の分別区分は、“可燃ごみ”の処理系統別とした２分別とします。
      

      ● 洗浄処理系統：

      ①調理くず、残飯、その他
      ②手つかず食品
      ③付着物有り紙ごみ
      ④付着物有りプラ・ビニールごみ
      ⑤付着物なし紙ごみ
      ⑥付着物なしプラ・ビニールごみ
      ⑦木・草花類

      ● 炭化処理系統：

      ⑧布類
      ⑨ゴム、皮革類
      ⑩その他

3. ごみの組成・排出割合（モデルケース）
   
   受入処理量（計画搬入量）：　48．00ｔ／日
   受入品目の組成別・排出割合を表－１に示し、その割合グラフを図－10に示します。
   

   表－１　可燃ごみの組成・排出割合（モデルケース）

本プロジェクトで採用する概念設計の処理フローを図-11に示します。

事業計画（モデル案）
プロジェクトの実施モデル（案）としての計画検討データを以下に記載します。